集客はできているのに、リピートしてくれないということはありませんか?
もしかすると、その原因はお客様が流出しているからかもしれません。
本コラムではお客様がリピートしなくなる意外な理由を、2つの事例を交えてお話しします。

Case1 お客様がリピートしなかった理由・臭い編
1つ目、とある商店街にある美容室は、「新規客は来るけど、全然リピートはない」という悩みを抱えていました。
その美容院はオーナーとスタイリストの2名で施術しています。
顧客層は40~60代。通常、リピートして頂けることが普通なのですが、リピート率が極端に低い数値でした。
オーナーは「今来ているお客さんはこの価値を分かっていないから、もっと集客をすれば大丈夫だ」と言いました。
しかし、実際は意外な所に原因があったのです。
それは、店内のタバコの臭いが原因だったのです。二人はバックルームで喫煙していたそうですが、小さな店舗のため店内まで臭いが漂っていました。
お客様は、髪の毛や服にタバコの臭いが付くことを嫌がっており、そのためリピートしませんでした。
オーナーは、空気清浄器を回していたから大丈夫だと思っていたようですが、非喫煙者のお客様には耐えられる臭いではなかったのです。
その後、店内での喫煙をしないことに決まりました。
Case2 お客様がリピートしなかった理由・お店都合編
2つ目、友人が美容院で経験した事例です。友人は施術後、次回のカットの予約をして帰りました。
その後、美容院から、「○○様にご予約頂いた日は、店内で研修があるのでご予約の変更をお願いできませんか?」という内容の電話がありました。
友人は、「じゃあ、確認して連絡します」と伝えたそうですが、その後、店舗に通うことを止めたそうです。
後から聞いた話では、そのようなことは一度だけではなかったようです。
予約が入っていると分かっているにも関わらず、研修の予定を入れたお店。
あなたがお客様ならどう思うでしょうか?
まとめ
2つの事例に共通するのは、お店側の「当たり前の習慣」がお客様の流出の原因になっているということです。
店内でタバコを吸うのが当たり前、予約よりも研修することが優先など、普段やっていることが、お客様の流出に繋がる恐れがあるということです。
お店側にとっては当たり前でも、お客様にとっては我慢できないこともあります。
それでは、せっかく集客できても、リピートされないので利益が出ないのは当たり前です。
お客様に提供しているのは、商品やサービスなど直接的なものだけではないということです。
この「当たり前の習慣」を一度、客観的に見つめ直してみることが必要かもしれません。
執筆者


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