2014年、300億円という市場規模に拡大した動画マーケット。以前に比べ動画の制作・運用コストが下がり、また集客や成約率の高さから、中小企業でもWeb動画を活用したプロモーションが行われています。
本記事では、新しいメディアとして注目されている動画コンテンツ「モーションコミック」の事例について紹介したいと思います。
モーションコミックとは、漫画にキャラクターの動きやナレーション、BGM、効果音などを加えて表現する動画コンテンツです。そして、その表現方法は、「大阪総合漫画芸術ミュージアム」の館長であり、漫画原作者、作家の小池一夫氏からも、「アニメではない・映画でもない第3のメディア」と言われ、注目されています。
The Last of Us Remastered モーションコミック告知映像
Playstation4で販売されているゲームソフトのモーションコミックです。プロローグのキーマンとなる少女と主人公の出会いをモーションコミックとして表現しており、とても興味深いものになっています。商品内容の冒頭部分を見せて、続きは別のリンクの商品ページに飛んで見てもらうなど、いろいろな使い方が考えられますね。
【マンガボックス】ビリオンドッグズ 第1話
モーションコミックの特長がうまく表現されている作品です。マンガ自体のクオリティの高さはもちろん、動画にすることにより、より興味を引かれついつい見入ってしまいます。昨年、博報堂が日本の漫画を海外に売り込むためにモーションコミックとして販売する事業を立ち上げました。タブレットなどで漫画を読まれる方も増えてきていますが、モーションコミックで読む日が日常になるのも近いかもしれません。
アーマローダーズ:最後の大隊(モーションコミック)– エピソード I
こちらは海外の漫画をモーションコミックにした作品です。作中の動作や背景など非常に凝った作りになっており、マンガやアニメーションでもない新しい表現となっています。
光の扉 第一章① 「おれは負けない」
ブルーベリーアイでおなじみのわかさ生活さんの動画です。元々、冊子で配られていた漫画をモーションコミックにされたものです。創業者の生い立ちや苦労など、感情移入せずにはいられません。このように会社の歴史や理念などを知ってもらうツールしても効果的です。
まとめ
漫画のメリットは見るものを惹きつけ、感情移入させることが最大の特徴です。日本では、さまざまな世代が漫画に接して育ってきており、抵抗なく読んでもらうことができます。そして、セールスにおいて重要なのは、お客さんの気持ちを理解して、商品がどんな悩みを解決してくれることを伝えることです。
つまり、漫画の表現力を活かし、お客さんの悩みが解決するまでを視覚化して伝えることで、
効率的な情報伝達とセールスが可能になります。ぜひ、あなたのビジネスでも漫画をうまく取り入れて活用してみてください。
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