
ポイッとゴミ箱に捨てられる名刺。
お客様との話しは弾んだものの、結局、仕事につながらなかった・・・・
あなたの悩み、私も経験があるのでよく分かります。
でも、大丈夫。解決策はあります。
本記事では、デザインからではなくキャッチコピーの視点から、お客様に突き刺さる「印象にキャッチコピーの作り方」をお伝えします。
印象に残るキャッチコピーの作り方
印象に残るキャッチコピーの定義ですが、大企業のマネをしたようなカッコいい言葉で表現されたイメージコピーではなく、あなたの商品を買いたくなる「売れるキャッチコピー」です。
そして、それはお客様が、あなたの商品(サービス)を購入して得られる便益(ベネフィット)が表現されているものです。
まず、印象に残るキャッチコピー作りの第一歩は、理想的なお客様像を明確にすることです。
誰にでも向けたキャッチコピーでは、お客様の心には届きません。次の例をご覧ください。
Q1.あなたの商品(サービス)は何ですか?
・ホワイトニング成分配合の歯磨き粉 オーラルケアMAX
Q2.その商品はどんな悩みや欲求を持つ人の役に立てますか?
すでに商品を販売おりしていて顧客リストを持っている方は、どんなお客様が購入しているかを分析してください。
まだ、お客様がいらっしゃらない場合は、この商品はどんな悩みや欲求を抱えている人の役に立つのだろうと考えながら行ってください。
参考例
●コーヒーやお茶を日常的に飲んでいる会社員の女性
●最近、歯の色がくすんできているので気になっている
●コーヒーが好きで、通勤時、仕事中、食後など、日に3杯は飲んでいる
●ホワイトニングをしたいけど料金が高いので、歯磨き粉で手軽にケアしたいと思っている
売れるキャッチコピーを作ってみよう!
キャッチコピーを作るためには、あなたの商品(サービス)の特長・メリットを
最低30個ほど挙げてください。
なるべく数多く考えることで、思ってもいないような発見があるはずです。
(参考例)歯磨き粉
特徴1:歯に付いた汚れを取り除く(A)
(ということは)→白い歯で印象が良くなる(B)
特徴2:口内を清潔に保つ(A)
(ということは)→爽やかな息で爽快な気分になる(B)
特徴3:殺菌成分配合の粒子が歯垢を除去(A)
(ということは) →歯周病になりにくく、健康な歯が保てる(B)
印象に残るキャッチコピー作りのコツは
ベネフィットにあり!
前段の(A)、(B)は、次の意味を表しています。
(A)売り手の視点、(B)お客様が得られる価値(ベネフィット)の視点となっています。
(A)で書かれたキャッチコピーを良く見かけますが、これは商品の特長やメリットを表現したものであり、お客様が得たいものではありません。
お客様が反応するのは、(B)の方ですので(ということは)を使用して、
特徴を得られる価値に置き換えてください。
考え方を間違えているしているせいで、良い商品でも売れないことが多々あります。
では、歯磨きのキャッチコピーを作ってみます。
①「白い歯で笑顔も輝く!ホワイトニング効果で白さを維持。
ホワイトニング成分配合 オーラルケアMAX」
②「爽やかな息に、彼の顔がグッと近くなる。
ホワイトニング成分配合 オーラルケアMAX」
※顧客像が女性なので、感情や直感、イメージ的な要素を入れてあります。
まとめ
・理想とするお客様像が明確であること
・あなたが何屋で、どんな価値(ベネフィット)を得られるのかが明確であること
・キャッチコピーは、価値(ベネフィット)で書かれていること
キャッチコピーを持つことで、あなたの商品の価値をお客様に伝えることができます。
そして、名刺や広告物に使用することで、多くのお客様に興味を持ってもらえるようになります。
ぜひ、あなたも印象に残るキャッチコピーを考えてどんどんPRしてください。
反応がイマイチな場合は、もう一度同じ作業を行い磨きをかけてください。
この記事が気に入ったらシェアしてください
執筆者

コメントをお書きください